平山あや

【アイドルじゃない】
 ルックスから受ける印象は、“アイドル道一直線”といった感じだが、ご本人からは、意外な声が返ってきた。

 「自分がアイドルだと思ったことってないんですよ。私が思うアイドルって、あやや(松浦亜弥)みたいなのが、そうかな。アイドルに見られるのは仕方ないけれど、自分はそうじゃないって思ってますね」

 確かに、一昨年放送されたドラマ「はるか 17歳」(テレビ朝日)では、女子大生なのに年齢を詐称し、17歳のアイドルとしてデビューする主人公を演じるなど、演じる役柄は多彩である。

 「はるか−」でも、胸の谷間を強調してグラビア撮影に臨むアイドルをこっけいに演じてみせ、彼女自身がアイドルをパロディー化するのがおもしろかった。

 「私も前は、グラビアも水着もやりましたけど、自分としては水着もやりたくなかったですね。顔を売るためだ、と自分に言い聞かせていたかな…」

【鈴木保奈美に憧れて】

 ドラマ「東京ラブストーリー」(1991年)のヒロインを演じた鈴木保奈美(同じ事務所の先輩)にあこがれていただけに、もともと女優志向は強かった。

 「夢見て入ってきた世界なので、芝居がどんどん楽しくなってきますね。自分が成長していく部分をスクリーンで見ても楽しいですよ」

 一方で、大変だったというのは、昨年日本で公開された韓国映画「風のファイター」の現場。

 「言葉もわからずに飛び込んだんですが、レギュラーが7本もあった時の仕事で、ソウルに日帰りということもあったほど。ものごとを自分で解決していくことを学びましたね。あの作品を、“よかったよ”と言ってくれる方がいてうれしかったです」

【大竹しのぶと母娘役】

 さて、17日公開の新作映画「キトキト!」(吉田康弘監督)では、富山・高岡の不良少女が駆け落ちして上京。新宿歌舞伎町でホステスをやるうちに、ホストになった弟と再会する−という役柄だ。キトキトとは、富山の方言で「元気がいい、イキがいい」という意味。大竹しのぶ演じる猛烈母ちゃんの娘役で、まさにキトキト娘だ。

 「台本読んだ時から、笑えて泣けましたね。高岡の方言が、かわいくてねえ。意味もいいじゃないですか」とノリノリの現場だった。

 名女優・大竹の芝居を目の当たりにして、得るものも大きかった。

 「ふだんはかわいい、少女のような方なんですけどね。芝居になると変わる。それがすごいですよ。集中力もすごい! 一緒にやっていて、本当の自分の母のように感じました。ぶたれるシーンも3回くらいやってるんですが、本気でやってますからね」

【恋の噂もチラホラ】

 最近は、恋のうわさが流れたりした…。

 「母は21歳で結婚してるし、姉にも子供がいて、甥を見てるとかわいくて、自分も早くほしいなあって思いますよ。23歳で結婚したいって思ってたんですが、もう過ぎちゃいましたね(笑)」

 顔つき、話しぶりは明るくいい子である。

 「よく言われるんですが、私って悩みなんてないっていう顔つきでしょ? 毎日笑ってるんでしょ、なんて言われたりもするけれど、私だって元気のないこともありますよ。そういうのを見せないようにしてるだけ…」と漏らす。

 その素顔、誰に見せているのかな…。

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